2020 1/31 中京医薬品の株価の妥当性について
こんにちは Kです。
今日は連日コロナウイルス関連で暴騰している中京医薬品の株価の妥当性について記事にしたいと思います。
まずは、ここ数年の売上高と利益を見ていきます。
売上高:経常利益(百万円)
2017年 5867:114
2018年 5493:54
2019年 5255:5
どちらも右肩下がりのようです。
また、現在注目されているエアーマスクですが、第42 期中間報告書の分類では日用雑貨に属するようです。ここの売り上げ比率は7.7%です。
2019年の売り上げにかけると約404百万円となります。ここにはごみ袋や入浴剤も含まれていますが、仮にすべての売り上げがコロナウイルス関連であったとしましょう。
そしてここの売り上げが10倍になったとしましょう。
(在庫を普段の販売数の10倍ももっていることはないのですぐには反映できず、かつコロナウィルスは春には収束していると仮定すると十分な試算ではないでしょうか)
すると、日用雑貨の売り上げは4040百万円となり、年間の売上高は2倍にしかなりません。
ところがどっこい、ここ最近の中京医薬品の株価はと言いますと、1/22に200円ちょっとだったものが1/30時点で1042円と5倍以上に跳ね上がっています。明らかに割高水準と言えるでしょう。
空売り絶賛おすすめ銘柄です。しかし、コロナウィルスお祭り相場となってしまっている今、どこまで上がるかはだれも予想できません。現在PTSでもストップ張り付きとなっています。